意外と知らないナチュラルインセンスの世界！
ナチュラルインセンスとは？
JAUは、Tribe EarthやSubtle Bodiesが手がけているナチュラルインセンスを通して、ナチュラルインセンスの利点や特徴をお届けしています。
名前の通り、ナチュラルインセンスは、植物、ハーブ、樹木の樹脂、ガム、木粉などの自然の素材から作られたお香のことを指し、香料とは対照的な、自然特有の香りを放ちます。ナチュラルインセンスの素晴らしいところは、人工香料や燃焼促進剤などの合成物質を排除しているところです！
ナチュラルインセンスはシングルオリジン(単一農園、単一品種)？
シングルオリジンという言葉は、コーヒー業界でよく耳にする言葉です。JAUが取り扱っている、お香のブランド Subtle Bodiesは、このシングルオリジンという概念をお香の世界に取り入れました。単一農園、単一品種に細かく分けたコーヒー豆をシングルオリジンと呼ぶのと同じように、このシングルオリジンのスタイルを取り入れたお香を作るため、Subtle Bodiesの創設者Tommy とCourtneyは彼ら自身が各国、各地のシャングルや森林を探し回り、サステナブルで良質な原料となる素材を見つけてきました。
定番のAustralian Sandalwood(オーストラリア産白檀)のお香から、新しい製品のPeruvian Palo Santo(ペルー産パロサント)のお香まで、各種それぞれ、お香の煙と共に単一産地、単一農園のユニークな物語が運ばれていきます。彼らのお香からは、シングルオリジンならではの、個性ある香りや貴重な原料から運ばれてくるシンプルでありながらも奥深い素材の香りを感じることができます。
ナチュラルインセンスはどのように作られているの？
ナチュラルインセンスは、大量生産や機械生産されることは少なく、原料そのものの質を保つため、伝統的な方法で生産されたり、手作りで生産されることが多いです。
究極のナチュラルインセンスの例だと、板状のお香ブランドTribe Earthがあげられます。GaryとKimという夫婦が地元の森から自ら採取した、香木を原料とし、一つ一つで作りで生産されています。板状のお香が完成されるまでには、原料を混ぜ合わせ生地にし、型に押し固めて成形し、板状にカットし、そして乾燥させるといういくつもの工程があり、全て丁寧な手作業によって出来上がります。大地から得た自然の恵みを贅沢に混ぜ合わせて作られたお香からは、パロサントを焚いた時に感じれるような、木そのものが持つピュアな香りを楽しむことができます。Tribe Earthのお香は、自然そのもの！というお香なので、ピクニックなどのアウトドアや、キャンプで使うお香にもぴったりです。
一見、何の写真？と思ってしまうこちらの写真は、GaryとKimが実際に採取した、オーストラリア産の天然マリーガムの写真です。こちらは、彼らのお香の中で人気のあるBushwalkに使われています。
お香って体に悪い？
多くの方が、お香の煙は体の健康に影響があるのか、というような疑問を抱かれます。お香の煙は、他の煙と同様、吸い過ぎたり、窓を閉め切り、風通しの悪い場所で頻繁に線香を焚いている場合は、健康に悪影響を及ぼすなど、有害なものになり得ます。
しかし、簡単な方法でこのようなリスクから回避することができます！
部屋の空気の流れをよくするように、窓を開けます。そして、長い時間お香を焚くような場合は、Subtle Bodiesのお香のような煙の出が繊細で、激しく燃えないようなお香を使用することをおすすめします。そして何より一番のおすすめは、有害な化学物質を加えることなく、天然の植物由来の成分から作られているナチュラルインセンスを選ぶことです。
おすすめ
Subtle Bodies - Taiwanese Hinoki(台湾産 ヒノキ)
Subtle Bodiesのお香に使われているヒノキは、台湾の高地にあるサステナブルな農園で栽培されたものです。この貴重な木材は、建築材料として、また健康に良い特性を持っていることでも知られています。新鮮でありながら深みのある木の香りは、親しみやすく清潔感があり、穏やかでリラックスした感覚にしてくれます。
25本入り / 燃焼時間 １本当たりおよそ35分
Tribe Earth - Dreamtime
Dreamtimeのお香はベースの木を西オーストラリアのサンダルウッドとし、西オーストラリアで採取したBalga Tree(バルガツリー：草の木)と西オースタラリアの様々な植物の樹脂を混ぜ合わせて作られています。バルガツリーは伝統的なオーストラリアの儀式に使用されたり、鼻詰まりや呼吸の通りをよくする効果があることから薬としても使用されている植物です。