Henry Wilson × Perfumer H
Henry Wilson × Perfumer H の共作、Bronze Incense Burner に潜む魅力
Aesopによるブラスオイルバーナーと同様、こちらのブロンズインセンスバーナーは、JAUが高く評価している選りすぐりの商品です。そのコンパクトな見た目からは予想しがたい剛健さと重量感から、質の高くラグジュリアスな体験が滲み出ます。「軽くぶつけただけでインセンスホルダーをひっくり返してしまって、灰があちらこちらに散らばって...」そんなお香あるあるのご心配からも開放されます。一般的なお香立てよりもサイズが小さく、インセンスホルダーに対してお香が垂直に立つ仕様になっているので、おうちでお使いになる際にも邪魔になりません。外見の経過に関して選択肢がひらかれている点も、このインセンスバーナーのもう一つの魅力だと私たちは考えます。日頃磨いてつやを出していくこともでき、一方で自然に古艶(パテナ)を帯びていく様を楽しむこともできる。小さいながらも貫禄溢れるブロンズのインセンスバーナーで、深い香りの旅に出かけてみませんか?
青銅でできたこのインセンスホルダーは、砂型鋳造された砲金の銅でできた小柄なインセンスバーナーです。インド式のお香にも、日本式のお香にも対応しています。
ブロンズインセンスホルダーは、オーストラリアのデザイ。
ナー Henry Wilsonとイギリス発のフレグランスブランド “Perfumer H” のオーナー Lyn Harris のコラボレーションによって誕生しました。香水業界でも指折りの嗅覚を持っていることで有名なLyn Harrisですが、“Perfumer H”で顧客から香水の特注が入った際に6ヶ月もの開発期間を設けて徹底的にパーソナライズされた香りを調合してきた「研究者」としても広く知られています。そんな彼女が特別な香りを届けるために必要なピースとして見出したのが Henry Wilsonのデザイン。
「Henryはとにかく立体物のデザイン能力がずば抜けていますね。長美しくて重厚で、灰を全部受け止めてくれるものが欲しい。私がそう注文すると、彼はその注文に全て応えて、予想を上回る品をつくってくれました。お香を嗜む習慣をより崇高なものにしてくれただけでなく、オブジェそのものの魅力が湧き出ている。今ではこのインセンスバーナーなしでおうちで暮らせないっていうくらい、私の生活にも根付いています。
オーストラリアのシドニーを拠点に活動している工業デザイナー。オーストラリア国立大学で視覚芸術を専攻し、その後オランダの大学院 Design Academy Eindhovenを卒業。2012年にStudio Henry Wilsonを設立。
Aesopシドニー店の店内デザインや同ブランドのBrass Oil Burnerを担当したりと、家具・証明・インセンスホルダー等の制作における独創性がが世界中で大好評。オーストラリア内外で引っ張りだこのデザイナーである。
Portrait by Terence Chin
プロフィール