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お手入れをしたい方のための取扱説明書

3/8/2023

パティナという現象をご存知でしょうか。時間の経過と共に金属が酸化し、少しずつ変色していく様を指します。ただの錆とは一味違うその趣から、古艶と呼ばれることもあります。真鍮のオイルバーナーを嗜む方の中には、パティナをこよなく愛す方もいれば、新品同様の艶にこだわる方もいて、その好みは人それぞれです。自然の流れに任せて古艶が放つ温かみを愉しみたい方であればきっとパティナを歓迎するでしょう。一方、洗練された質感でお部屋全体を統一されたい方であれば、指紋一つない艶っぽさに心地よさを感じるのではないでしょうか。

真鍮が自然と古艶を帯びるようになるには何年もの月日がかかるとされていますが、新品のような艶を取り戻すには一時間もかからないことがわかっています。必要なのは、いくつかのシンプルな手順を踏むこと。この文章がその手引きになれば本望です。

Statue of Liberty in 1886 with her original copper surface next to modern day Statue of Liberty with her iconic turquoise patina

ブロンズ(青銅)の磨き方

材料:

レモン汁
ベーキングパウダー
小さなボウル
スプーン

スポンジ

  1. ベーキングパウダー大さじ1〜2杯をボウルに入れます。
  2. ベーキングパウダーの半分の量のレモン汁をボウルに入れます。
  3. 泡立ちが落ち着くまでを目安に、ベーキングパウダーとレモン汁をかき混ぜます。
  4. ペースト状に近づくまでかき混ぜながら、必要に応じてベーキングパウダーやレモン汁を足していきます。
  5. ペースト状に近づいたら、それをブロンズに塗ります。
  6. 20分待ちます。
  7. スポンジで表面のペーストを軽く落とし、その後水で洗い流します。
  8. 優しい素材の布を使って、磨くように水滴を拭き落とします。
  9. 磨かれたブロンズを思う存分楽しんでください。

秘訣:

  • 新しいスポンジを使うと、よりしっかりと磨くことができます。
  • 水に濡らす前の乾いたスポンジで磨くことで、ベーキングパウダーの効果が最大化されます。
  • 手順をもう一度繰り返すと、しつこい汚れがより落ちやすくなります。
Studio Henry Wilson Vide Poche Rond - Bronze

Before

After

ブラス(真鍮)の磨き方

材料:



小麦粉

  1. 同じくらいの量の酢、塩、小麦粉をボウルに入れて、ペースト状に近づくまでかき混ぜる。
  2. 真鍮に塗りたくる。
  3. 1時間放置する。
  4. 布を使ってごしごしと擦りながら拭き取る。
  5. 磨かれた真鍮を思う存分楽しんでください。

秘訣:

  • 新しいスポンジを使うと、よりしっかりと磨くことができます。
  • 水に濡らす前の乾いたスポンジで磨くことで、ベーキングパウダーの効果が最大化されます。
  • 手順をもう一度繰り返すと、しつこい汚れがより落ちやすくなります。
Studio Henry Wilson for Aesop - Brass Oil Burner

Before

After

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