poubelle x Addition Studio Japan - 日本とオーストラリアの融合

AsteroidオイルバーナーはJAUで人気のあるアイテムの一つです。美しい海岸沿いの町、バイロンベイにあるAddition Studioのデザイナー兼創設者であるライアン・ハンラハンによって作られました。Asteroidオイルバーナーは、コンパクトでデザイン性の高いオイルバーナーです。このオイルバーナーには始めるのに必要なキャンドルやエッセンシャルオイルが含まれているため、とても人気があります。

Addition Studio59

去年、JAUにAddition Studioからオニキス、トラバーチン、黒大理石のAsteroidオイルバーナーが届きました。バイロンベイから東京までの旅路は大変だったようで、欠ける割れるなどのダメージを負ったオイルバーナーがいくつか見られました。しかしそれらはダメージさえなければ完璧に使えるものでもあり、どうにかしてまた使えるようにできないかと私たちは考えました。そこでpoubelleのオーナーである矢澤剛さんに協力していただき、オイルバーナーにセカンドチャンス（もう一度生まれ変わるチャンス！）を与える挑戦をしてみようというお話をしました。

poubelleは西荻窪の静かな通りにあるアンティークとアートを取り扱うお店です。矢澤剛さんの審美眼によりセレクトされた商品は多岐に渡り、アンティークやアートの好きな人たちからとても人気のあるお店です。

poubelleのインスタグラム

数か月前、私ソニーとJAU Shopマネージャー・ナオミは、MIA MIA TOKYO で矢澤さんと会いました。(南オーストラリア産のクーパーズビールと、オーストラリアの有名な朝ごはんであるベジマイトトーストをいただきながら！)

ナオミはサステナビリティと再利用の習慣化についての熱い気持ちを話し、矢澤さんが古いものを再び美しくし、新たな目的を与えていることを称賛しました。

MIA MIA TOKYOの壊れてしまったいくつかのカップ(イイホシユミコさんのデザイン)を矢澤さんが金継ぎしたという話を聞き、オフィスで壊れたまま置きっぱなしにされたAsteroidオイルバーナーを直す取り組みができないかを話し合いました。

矢澤さんにお任せして出来上がったのは、金継ぎを行うプロセスで直された唯一無二のAsteroidオイルバーナーシリーズです。今回は金ではなく熱に強い樹脂が使用されており、温かみのある色合いの樹脂とミニマルな天然石との組み合わせが特別感を演出します。

今回のカラフルな樹脂の色合いは矢澤さんの感覚で選んだもので、そのチョイスがとてもユニークです。例えば、黒はただの黒ではなくて鉛筆の芯の色、光沢があり光のあたり方で表情を変えます。他にも緑はアースグリーン、赤は私たちが想像するようなありきたりな赤ではなく、オーストラリアの大地を思わせるような力強い色合いです。一つ一つ丁寧に直されたAsteroidオイルバーナーはそれぞれがユニークで、同じものはこの地球上どこにもないのです。

このAsteroidオイルバーナーはオーストラリアで生まれ、日本のクリエイターにより新たな命が吹き込まれました。今までにない、融合から生まれた新しい作品だと私たちは考えています。

poubelleとAddition Studiosが出会ったことで、生まれた新しいクリエーション。この今までにない組み合わせは想像以上に調和された出来で、私たちJAUの新しいお気に入りの作品です。