ルイーズ・ゴーハム

& エリオット・ゴーハム

メルボルン・オーストラリア

ルイーズ・ゴーハム

エリオット・ゴーハム

ルイーズとエリオットは、オーストラリアはメルボルンにあるデザイン事務所 “Apparentt"率いる夫婦チームだ。 デザイナーというと、演劇とかコメディーとは無縁のようだが、彼らにはその言葉がぴったり。夫のエリオット氏はオーストラリア国立大学の芸術大学に通ったこともあり、デザインの知識に精通している。一方、妻のルイス氏は演劇の経験があり、今でもデザインの仕事の合間を縫っては演劇関係の活動をしているんだそう。常にインテリアやデザインに興味を持っていたルイス氏は、自然とエリオット氏とともにデザイン関係の仕事を始め、今日の“Apparentt"に携わるようになった。 彼らのデザインの基礎である製作意欲の源は、「たとえ万人受けしなくとも、シンプルでありながら美しく、長持ちする製品を作り上げること」。–このシンプルさ、美しさ、耐久性への貪欲さは、見てもらえば一目瞭然、目で肌で感じてもらえるだろう。

製品

活動エリア
メルボルン・オーストラリア

製品
家具、照明

生産場所
メルボルン・オーストラリア

“伝統的な日本の木組みは、作り手の跡がありながらも、妥協を許さない”

“そんな心意気を、私たちの製品デザインにも確立していきたいと思っている”

影響を受けるもの

賜物だ。例えば、アイドリングシートベンチ。一見シンプルな作品だが、よく見てみると継手が組み込んであり、伝統的な手法を用いながらも、古めかしさを感じさせないモダンさも兼ね備えている。ルイス氏とエリオット氏はこういった細やかさとこだわりを、注意深くかつ大胆に取り込んでいる。

アイドリングシートベンチ。こざっぱりとした佇まいながら、複雑な継手が組まれている。

The Idle Bench

「母が複数のデザイン雑誌を購読していたから、いつもそれをめくってはインテリアトレンドの変化を自然とチェックしていっていたんだ」というエリオット氏。その影響で、幼少期からデザインへ興味を持ち始めたそうだ。それに加えて、牧場で育ったおかげで、自然と手先の器用さが養われたんだ、と自分の才能を分析する。

クラシカルモダンな美の要素

イームス氏やワグナー氏、トーネット氏などのクラシカルモダンのデザイナーに影響を受けているルイス氏とエリオット氏。「彼らの作品は何十年も使い込まれてこそ、(その価値を)認められる」というエリオット氏は、そんな彼らの、時代に左右されないクラシカルモダンな美の要素がしっくりくるのだ、と語る。

モダン建築や家具の発展に貢献したレイ・イームス (1912 – 1988)とチャールス・イームス (1907 – 1978) 。 ルイス氏とエリオット氏と同様の夫婦のチームだ。

Credit: https://www.amara.com/luxpad/charles-and-ray-eames-exhibition/

ハンス・ヨゲンセン・ワグナー, (1914 – 2007)デンマーク出身の家具(特に椅子、その数500点以上!)デザイナー。

ミヒャエル・トーネット (1796 – 1871) ドイツ/オーストラリア出身のデザイナー。飾り棚をメインに、曲木の技法を多用した作品で知られている。

モダンデザインの影響

クラシカルの美と合せて、モダンな影響ももちろん受けているルイス氏とエリオット氏。その中にオーストラリアのデザイナー仲間である“DesignByThem"の、カラフルでポップな家具・インテリア雑貨がその一つだ。 ドローグやモーイのようなコンセプチュアル・デザイン(概念設計:必ずしも実用的でないデザイン)という、モダンで一風変わった芸術とデザインの境目を模索する姿勢に、エリオット氏は特に影響を受けている。

“DesignByThem”は2007年にオーストラリア発足したデザイナーブランド。このブランドを端的に表すと、「バウハウスx遊び心」、またはバウハウスの天気が良かったら(発祥のドイツは曇りの日が多い)・・みたいな感じ、だそうだ。

モーイは2001年にマーセル・ワンダー氏とキャスパー・ビサーズ氏がオランダで設立したモダンインテリア家具照明デザイン会社。理念は「さらに美しく、心震え、踊る空間(環境)に」というモーイは、そのなんとも言えない絶妙なデザインで知られている。

オランダはアムステルダムに構えるコンセプチュアル・デザイン会社のドローグ。1993年にデザイナーのハイス・バッカーが立ち上げた。

デザイン過程

製品を作り上げる過程は、まさに二人三脚だーエリオット氏がまずアイディアをスケッチに起こし、二人で見直しながら手を加える。アイディアが固ったら試作を作り最終的な調整に入る。 細部にとことんこだわる完璧主義な二人は、製品を世に出す前までになんと、少なくとも9回(!)は試作するそうだ。 「いろいろな体型の人たちがどのように製品を扱うかを確かめたいんだ」とルイス氏。家具の中でも特に、イスのデザインは飛び抜けて難しいそうだ。「30秒試しに座ってみても、結局その椅子のすわり心地ってわからないんだ。だからじっくり食事を通して評価をすることが重要なんだ。」最新作の試作テストは、友人をディナーに招いて行うのだそうだ。 彼らの制作行程は決まった過程があるわけではないようだ。試作や失敗を通して学ぶことが多く、展示会などでの他のデザイナーや関係者との会話の中でヒントを得て、形にしていく。もちろんインターネット上の情報も取り入れており、特にグーグル先生にはよくお世話になっているんだとか。

アイドリングシートベンチ

アイドリングシートベンチ ナラを使用した、流行り廃りに流されないシンプルなデザイン。見た目とは裏腹でしっかりとした構造の作品だ。アイドリングという名の通り、待機時間にぴったりのベンチに座ってゆったりとくつろいでみませんか?

アイドリングシートベンチについての情報はこちらから。

アイドリングシートベンチについて読む

パブロサイドテーブル

パブロ サイドテーブル 複雑な角度に面取りされたエッジが印象的なサイドテーブル。眺める視点によって太さ・薄さ・厚さ・角度が目まぐるしく変わる、視覚にも面白い作品。 取り扱い開始予定製品。

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クレジット

写真: Michael Gordon Hill

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